暗号通貨を買ってみたはいいものの、知らないことが多く、また良い部分だけが取り上げられており、デメリットを知らないっていうのが不安だったので、本で勉強しようと思い今回はMastering Bitcoinの日本語版を読むことにしました。
以下にこの本の概要と感想をまとめます。
まず、これまで読んだ本の中で1番ビットコインとブロックチェーンの中身について書かれていてかつプログラムが分からなくても十分理解できたので非常に良かったです。
また、これまでの本は筆者の主張が結構含まれていたのですが、これはただ事実が分かりやすく書かれているといった感じで、1冊目に本当に良いと思いました。
書かれている内容は、ビットコインの概要と歴史、使い方に始まり、具体的なストーリの中でビットコインの仕組みやマイニング、鍵、アドレス、ウォレットが紹介され、その次にはトランザクション(取引)のデータ構造やビットコインのネットワーク、ブロックチェーンの仕組みとproof-of-workの説明、そして最後にはその他のチェーンやオルトコイン、ビットコインの安全性となっており体系的に理解できます。
ブロックチェーンの仕組みはまた別にまとめるつもりで、ここでは印象に残った部分を書いていきます、
まず、この本の分かりやすい点は色々な仕組みを6つ程のストーリーを通して想像しやすいようにされているところです。
少額物品の販売や慈善募金といったストーリーがあります。
また、私には難しかったのですが第3章ではリファレンスクライアント(多分ビットコインを自分で利用するためのソフト)であるビットコインコアをダウンロードして、プログラムすることによってウォレットの設定やトランザクションの生成、署名、送信する方法について書かれていました。
これはブロックチェーンをすべてダウンロードし、マイニングなど何でもできるノード(ネットワークに参加しているコンピュータ)となっています。
対して、モバイルウォレットなどは、ブロックチェーンの中で自分の取引に必要な部分だけをネットワークを通してさっきの何でもできるノードから取ってきたりする感じです。
ウォレットといえば、暗号通貨の保存の方法について仕組みが分かっていなかったのですが、この本を読んで何となく分かったのではやく取引所から移動させたいです。
また、ビットコイン、ブロックチェーンは真にどこがすごいのかイマイチ説明できなかったのでが、それに対する筆者の答えがありました。
ビットコインの重要な原則は分散化です。
そして、これはproof of workに基づくコンセンサスメカニズムの上に成り立っています。
今までは中央に任せて、中央を信用していましたが、この発明により中央に任せる必要がなくなりました。
そして、ビットコインの分散化されたコンセンサスは以下4つのプロセスの相互作用から生じます。
- 独立したトランザクション検証
- 独立したトランザクション集積
- 独立した新規ブロック検証とブロックチェーンへの埋め込み
- 独立したブロックチェーン選択
でも正直、ブロックチェーンという技術を知ってしまったからなのか分かりませんが、ビットコインよりも前に分散型というアイデアはあり、ある程度実現はできていたと思ってしまい、どこが真に新しい技術かはまだ分からないです。
特にトランザクション検証なんかは個人が取引を検証することで、これは分散化しようとしたら真っ先に思いつきそうです。
だから多分ブロックチェーンがやっぱりすごい発明なのかなと思いました。
そうなると新たな疑問が出てきて、リップルはブロックチェーンではなさそうなのに、どうやって取引を信用しうるものにしているのか、もしかしたらリップルは特に新しくはないのか気になってきたので、また調べてスッキリしたいです。
何にしてもこの本は分かりやすかったので、少し古いですがみなさん読んでほしいです。