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April 1, 2019 ~ 1 min read

【イチロー選手引退会見の感想】人より頑張ったとは言えないが、自分なりに頑張ってきたとは言える


先日イチロー選手が引退を発表しました。

もしかするととは思ってましたが、いざ聞くと、ああ、もうイチロー選手をプロ野球選手としてリアルタイムで見ることはできなくなるのかと思い、感慨深かったです。

実は僕は物心ついた時にはイチロー選手はメジャーの選手だったので、そこまで、イチロー選手の試合を見たことは無かったんですが、YouTubeでそのバッティングや足の速さはよく知ってました。

そして、それに加えて守備も超一流です。僕としてはそこが一番驚異的だと思います。

一歩目の速さだったり、ボールを取るときにもスピードが落ちず、取ってから投げるまでのスピードもめちゃくちゃ速くて、その上肩も強い。

こんなん誰がホームまで帰って来れるねん!って感じです。

本当にすごい選手です。

最後の試合、途中で中継が終わってしまったのは残念でしたが、YouTubeで引退会見が上がっていたので、感想をまとめてみました。

まずこの会見を通して、イチロー選手には何か一本芯が通っているように感じて、本当に信念を持っている人はかっこいいなあと思いました。

次に会見の内容です。

イチロー選手のプレイは知っていたのですが、イチロー選手の人柄はあんまり知らず、不愛想っていうイメージが周りの噂とかで勝手にありました。

ですが、第一声で「こんなにいるの!?」って言ってて、自分の予想よりは全然普通だったしユーモアも兼ね備えた人なのかなって一瞬思いました。

この会見では、個人的に衝撃的な言葉はいくつかあったんですが、その一つが、記者に後悔はあるかと聞かれたときの答えの「あんなものを見せられたら(もう)後悔などあろうはずがありません。」です。

何それ!かっこよすぎでしょ!!自分の残した成績とかじゃなくて、結果としてどれだけ人を喜ばせることができたかを考えているイチロー選手だからこそ出る言葉だと思いました。

ちょっとひねくれた目線で見ると、イチロー選手でも人に認めてもらうということが一つのポイントだったんだなとも思いました。

それに続いて、「人よりも頑張ったということはとても言えないですけれども、そんなことは全くないですけども。自分なりに頑張ってきたということははっきり言える。」これもくるものがありました。

いやいやイチロー選手以上の努力家はいないでしょって思ったんですけど、イチロー選手の口調からこれは明らかに謙遜ではないことが分かるんです。

これは、実際にイチロー選手が人より頑張ろうとしてきたんではなくて、自分なりに頑張ろうとしてきた事を表していて、人がどうとかはどうでもいいんだなあとよく分かりました。

何か結果を残す人って人と比べることをしない人間な気がします。

そして、「自分なりに頑張ることを積み重ねることでしか、後悔を生まないことはできない。」とくくっていて、あんまりイチロー選手は全部を言わない人だとも思っていたのですが、そんなことはなくてしっかり全部言葉にして大事なことを伝えてくれているなと思いました。

小さい子に向けては、自分の好きなことを見つけてほしいと言っていて、好きなことは大事って結構結果を残している人が言っているイメージですが、やっぱり好きなことを見つけるっていうのは、人生において上位に入る重大ポイントであることが分かりました。

また、初めは自分のためがみんなのためにつながると考えられていたみたいで、僕もそっちの方が、自分の気持ちとしても大勢の人の思いを背負うより楽だから、言いにくいかもしれませんが、こういう夢を与える方々って、実はそういう風に考えている方が多いんじゃないかと思っていたのでしっくりきました。

ですが、ニューヨークいってから人の喜びが自分の喜びになり、ファンの幸せしか原動力になりえなかったと聞き、僕の予想を超えてきて、そういう良い人(?、心の広い人?)っているんだなあと思いました。

他にも力以上の評価は苦しい、純粋に楽しめたのは18、19ぐらいまでという話を聞いて、これもまた偏見だったのですが、イチロー選手ってそういうのを気にせずにいれる方だと思っていたので、やはり同じ人間ってことがよく分かり、より尊敬できるようになりました。

後、「おかしなこと言ってます?大丈夫?」を連発していて面白かったです。

僕としてはここまで、うなずくことしかできていなかったので、そういう空気に会見場がなっていたのだとしたら不思議です。

もしかしたら記者の方が欲しい答えじゃないから、納得しきれない雰囲気が出ていたのかなとも思いました。

確かに、日本人としては、日本の良さとか日本のファンを大事にする言葉とか感極まって言葉が出ないとかが欲しくはなるのは分かりますが、そこで淡々とストレートに質問に応えるのがイチロー選手のかっこよさですよね。

生き様というのはよく分からない、なんかも信念が表れているように感じます。

ここでも、自分なりの努力の話をされていて、いかに自分なりを大事にされているかが分かる場面でした。

その中で、あるときは後退しかしないと言っていて、面白いと思いながら、そう考えることができると気持ちも楽になるっていうか、人生そんな簡単にいくはずがないってことを暗に言われている気がして、みんな等しく悩みを持っているんだなと思えました。

監督は絶対ない、人望がないと言ってましたが、僕も初めはイチロー選手が監督って想像できませんでした。

ですが、よく考えると信念があれば、選手はそれに集まってくるし一つになることはできると思い、イチロー監督も見てみたいと思いました。

菊池選手にかけた言葉を聞かれた際は、それはプライベートなんでとハッキリ断っていて、自分のポリシーを大事にする姿勢や、他人を慮れる(今回は記者の方には慮ってないとも捉えられてしまう?)ところに憧れました。

途中テイストの変わった質問で、面白Tシャツについて、あれは実際の心情を表していたりするのかというのがあったんですが、「いうと急に野暮ったくなるんだよね。見る側の解釈だから。」という言葉は哲学的だし、お笑い魂もあるように感じて、ユーモアもあるなんて完璧やん!って思いました。

まあ、答えたくない質問に対してごまかしただけかもしれません。(イチロー選手がそんなめんどくさいことしないとは思いますが)

一個だけどうでもいいことですが、気になることがあって、記者の方も緊張されていたのかもしれませんが、引退おめでとうございますと挨拶された方がいて、それは言って大丈夫?ってなりました。

だって、イチロー選手としてはまだまだ現役を続けたいと思っているはずなんで、僕の心が狭いっていうのもありますが、僕が言われたらあまり嬉しくないからです。

でも、イチロー選手はそこには言及していなかったので、聞き間違いとか考えすぎかもしれません。

*調べたらメジャーでは当たり前のことらしく、こうやって気にしすぎるのは、自分の悪いところだなと再認識しました。

記者の話でいくと、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。と挨拶した記者もいて、それはイチロー選手に対して、いちファンとして接している感じがなんか良いなって思いました。

そんなイチロー選手の話の中でただ一つだけ、あまり同意できないところがありました。

それは野球は頭を使うべき、いまアメリカはそうではなくなっていっているが日本はこの良さを残してほしいという意見です。

ですが、文化ってみんなの需要に合わせて変わっていくと思っていて、野球がそうなっているのはみんながそれを望んでいるからで、そこをあまり望まない少数の人がとどめるのもいかがかなって思います。

「長い質問に申し訳ないですが、ないですね」と、忘れたころにまたイチロー節が炸裂しました。

節々に笑えるポイントがあって、面白かったです。

そして、境界が分からないし成功という言葉は僕は嫌い、できるかどうかじゃなくて、やりたいかどうかという名言もありました。

これにすぐ影響されて僕もあまり成功という言葉は使わないようにしようと思い、ここまで、本来の意味では使ってないです。

やりたいかどうかは好きなことを見つけると似ていて、やっぱりそこらへんの考え方を基本に置いていることが分かりました。

そして、真面目な中での、「お腹減ってきちゃったー」本当に日本人が目指すべき姿なんじゃないかなと思いました。

最後に、外国人になった経験が重要なポイントだったと話されていて、これには説得力がありました。

僕はいま日本という枠組みの中で狭い価値観で生きているので、いつか広い世界を見るべきだなと思いました。

まあ、グローバル化の社会なので、そんなに遠い未来ではないとは思います。

まとめ

とにかくイチロー選手の信念みたいなものが分かる会見だったし、恥ずかしながら今までイチロー選手のしゃべっている姿をあまり見たことがなかったので、新鮮でした。

僕も好きなことを見つけて、周りの目を気にすることなく、やりたいと思ったことをやり、いろんな経験をして、一本芯を通したいと思いました。


Keitaro Yamaguchi

ケイタロです. うどん・寿司・天ぷらが好きです.
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